就職活動中、何度か「デザイン思考テスト」なるものを受けた方も多いのではないでしょうか?
僕も食品メーカーの選考で受けた記憶があります。全っ然できませんでした。笑
そもそも「デザイン思考」とは何なのか?公式サイトでおすすめされている本を参考に、デザイン思考とは?イノベーションとは?について勉強してみました。
この記事には本書のイントロにあたる部分で僕が学んだこと、デザイン思考とは何かについてまとめています。
破壊的イノベーションの起こし方: 誰でも使えるアイデア創出フレームワーク
- 著者 :松本 勝
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2021/7/16)
- 発売日 : 2021/7/16
いま、イノベーションが求められている
昨年、GAFAM(Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft)の時価総額は、なんと日本の東証1部2170社の合計の時価総額を抜いたそうです!
日本の企業は売上高は高いですが、時価総額は低いようです。
売上高・時価総額は、ざっくりこのようにイメージされています
売上高 :企業の今の力
時価総額:投資家の考える企業の将来の力
つまり、時価総額が低いということは、企業に未来がないと思われていることを表します。
大丈夫か日本企業。。。
ここまで投資家の見方に大きな差が生まれているのは、「イノベーション」を起こしているか否かだそう。
日本はなぜイノベーションが起きにくい環境なのでしょうか。
イノベーションを妨げる日本の教育
日本でイノベーションが起こらず、企業の時価総額が上がらない理由の大きな1つに「教育」が挙げられます。
日本の教育は必ず正解が存在する問いが与えられ、その解決方法を導き出すことが求められます。
これはイノベーションの対極です。
イノベーションが求められる現場では、正解が存在しない問題を自ら定義し、解決に導かなければなりません。
この、 正解が存在しない問題を自ら定義する力、すなわち、
自ら社会やユーザーの課題・ニーズを抽出し解決する力
これが「デザイン思考力」です。
日本の教育では、デザイン思考を身に着けることはできません。
思い出してみると確かにそうだったなあと思う節ばかりです。
デザイン思考とは?
デザイン思考とは、一言でいうと
「課題(ニーズ)の抽出から始める思考プロセス」らしいです。
生活にひそむ不便はあるか?
失敗などから生まれた課題だけでなく、人々の「こうありたい」「こうなったら理想的」という目的はなにか?
こうしたことを見出し、解決策を実現できる人のことを、デザイン思考力のある人というのだと思います。
自分が将来なりたい姿を考えることもまたデザイン思考です。
あなたのなりたい姿はありますか?
- イノベーションが求められている
- イノベーションに必要なのは、デザイン思考
- デザイン思考とは、ニーズの抽出から始める思考プロセス
この本のタイトルにもあるように、
「破壊的イノベーション」とは、
「あるサービスにより多くのユーザーが幸せな体験を手に入れること」であり、
「他者の幸せな人生をデザインすること」だと述べられています。
他人の人生を幸せにするために、
まずは自分の人生をデザインできるようになる所から始めてみませんか?
自分の「こうありたい」は、隣の彼も思っていたことかもしれません。
僕もデザイン思考についてさらにこの本で勉強しながら、デザイン思考テストを受けてみようと思います。
>デザイン思考テストの経験談はこちらの記事で紹介しています。
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